Podman DesktopをmacOSへインストールする。意外とインストールは簡単なので、動作確認まで記載する。
環境
macOS Ventura 13.3.1 (Chip: Apple M1)
インストール方法
以下の公式マニュアルに沿って実施する。
Podman Desktop Installation (MacOS)
ダウンロード
以下のサイトからダウンロードする。
Podman Desktop Installation – macOS Download
Download Nowをクリックする。
Podman Desktopのインストール
ダウンロードしたdmgをファイルをダブルクリックして実行すると、以下のような画面がファインダー上に現れるので、Applicationsフォルダへドラッグ&ドロップする。
Podman Desktopの起動
インストールが完了したら、ApplicationsフォルダにあるDockerをダブルクリックして起動する。
以下のポップアップが出たら、Openをクリックする。
とりあえず、そのままGo to Podman Desktopをクリックする。
Podman CLI/Engineをインストールする
View detection checksをクリックする。
“podman cli was not found in the PATH”というメッセージが出ると、podman CLI/Engineがインストールされていないということなので、そのままInstallをクリックする。
Yesをクリック。
Continueをクリック。
内容をざっと確認して、Continueをクリック。
Agreeをクリック。
Installをクリック。
認証を求められるので、Macのユーザー/パスワードで認証。
Installが完了すれば以下の画面となる。Closeをクリック。
セットアップ
マニュアルにはないが、DashboardのNotificationでセットアップが必要とあるので、Set upをクリックする。
Podman Desktop起動時に、Engineも起動するので、Enabledのまま、Nextをクリック。
Podmanでは、Linuxの実行環境が必要で、その役割を担うのがPodman machine。そのまま、Nextをクリック。
スペック等を設定し、Createをクリック。
Podman machineの作成は数分かかり、完了したら、以下の画面となる。Nextをクリックする。
Dashboardが開き、RUNNINGとなっていればPodman Engineが起動されている。
動作確認
Terminalを開く。
まずはpodmanコマンドが使用できるか、以下のコマンドで確認する。
which podman
以下のように出力されればOK。
$ which podman
/opt/podman/bin/podman
Podman Desktopの左のアイコンからContainersをクリックする。
表示されているコマンドをTerminalで実行する。
podman run quay.io/podman/hello
こちらはpodmanのHello world的なもので、コンテナ作成と同時に以下のように出力され、コンテナは停止する。
$ podman run quay.io/podman/hello
Trying to pull quay.io/podman/hello:latest...
Getting image source signatures
Copying blob sha256:1ff9adeff4443b503b304e7aa4c37bb90762947125f4a522b370162a7492ff47
Copying config sha256:83fc7ce1224f5ed3885f6aaec0bb001c0bbb2a308e3250d7408804a720c72a32
Writing manifest to image destination
!... Hello Podman World ...!
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Project: https://github.com/containers/podman
Website: https://podman.io
Desktop: https://podman-desktop.io
Documents: https://docs.podman.io
YouTube: https://youtube.com/@Podman
X/Twitter: @Podman_io
Mastodon: @Podman_io@fosstodon.org
podman desktopのContanersでも作成され、EXITED(停止)されていることがわかる。
podman desktopのImagesでも作成されたイメージが確認できる。
以上で動作確認は完了。