ManusでAmazonのほしい物リストに商品を自動追加してみた【AIエージェント活用事例】

先生

Manusお願い!Amazonで良い感じの商品を検索して欲しいものリストに入れてくれる?

Manusとは何か?

Manus(マナス)は、目的を伝えるだけで、ツールの選定・操作・実行・フィードバックまでをすべて自律的にこなしてくれる次世代AIエージェントです。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

👉完全自律型AIエージェント「Manus」とは?特徴・使い方・活用事例を徹底解説

Manusを動かすとどんな感じ?

Manusはリクエストを受けると、まずはどういうタスクをどの順序でやるか計画を立てます。

その計画に沿ってタスクを実行していきます。

タスクについては、例えばとあるサイトで操作する必要があれば、実際にそのサイトへアクセスし、操作が実行されます。右側の画面でどんなブラウザ操作が行われているかをみることができます。

実際にManusに希望条件に合う商品を見つけてもらい、欲しいものリストに追加してもらうリクエストを送ってみようと思います!


Manusを実際に動かしてみる

Manusは、リクエストを受け取ると「どんな作業が必要か」「どの順番で行うか」を自分で判断して、計画を立てて実行します。

ウェブサイトを操作する必要があれば、実際にそのサイトにアクセスし、タスクを進めてくれます。右側の画面で、どんなブラウザ操作が行われているかもリアルタイムで確認できます。

実践:Amazonで条件に合う「ホエイプロテイン」を検索してもらう

今回は、以下の条件を指定して、ManusにAmazonの商品検索と「ほしい物リスト」への自動追加を依頼してみます。

※特にプロンプトエンジニアリングは意識しません。

プロンプト(日本語)

Amazonで次の条件を満たすホエイプロテイン製品を複数検索し、欲しいものリストに追加してください:
・人工甘味料が含まれていないこと
・価格が4,500円以下であること
・ホエイプロテインに分類されていること
・条件に合う複数の商品を追加すること

※今回は日本語ではなく英語で実行しています。

プロンプト(英語)

Search Amazon and add several whey protein products to my wishlist that meet the following conditions:
• Do not contain artificial sweeteners
• Are priced at ¥4,500 or less
• Are classified as whey protein
• Add multiple options that match

Manusの動作の流れ

  1. Manus公式ページ にアクセスして、プロンプトを入力・実行。

下記にアクセスして実際にManusにお願いしてみます。

Manusがタスクを計画。今回は4つのステップに分けて実行されました。

条件に合った商品が検索され、Amazon上での操作に進みます。

初回はAmazonへのログインが必要だったため、手動でログイン操作を実施します。

まずは「Take control」ボタンをクリックして、ブラウザの制御を一時的に取得します。

ログイン情報を入力し、通常通りログインします。

ログインが完了したので「Exit takeover」を押して、ブラウザの制御を戻します。

「ブラウザ上で何を変更したのか?」と問われるので今回は「ログインが完了した」と入力して、「Sed and continue」を押します。

この時に「Persist login state across tasks」をオンにしておけば、次回からログイン操作をする必要がなくなります。

※ただし、情報の取り扱いについては、自己責任でお願いします。

「Manusが現在のタスクを完了したよ」と出れば完了です。(なぜか右のブラウザ画面が見えなくなってしまいましたが)

実行結果と感想

最終的に、Amazonのほしい物リストには1件の商品が追加されていました👏

ただし「複数商品の追加」という条件は満たされなかったため、プロンプトの改善が今後の課題と感じました。

まとめ:AIエージェントによるEC操作の可能性

今回、完全自律型AIエージェントManusを使って、Amazonで条件に合う商品を検索・リスト追加するプロセスを実践してみました。

Manusがどのように計画を立てて実行するのか、実際の操作画面とともにイメージが掴めたかと思います。

今後は他のECサイトや業務タスクへの応用も試してみたいと思います。他の生成AIとの比較も含め、引き続き色々とやってみます。