【Anaconda】 仮想環境の確認・有効化・削除

かずおじです。Anacondaでの仮想環境の確認・有効化・削除についてまとめました。以前投稿した記事、Anacondaでの仮想環境作成での実行結果を元に書いています。

実行環境

  • MacOS 10.15.6
  • Anaconda3
  • conda 4.9.2

仮装環境の確認

以下のコマンドで確認。

$ conda info -e

もしくは

$ conda env list

参照:Anaconda公式ドキュメント – conda info-

以前の記事で作成した仮想環境を確認。

basetest_ntest_pという3つの環境が存在していることがわかる。baseは仮想環境ではなく、Anacondaインストール時の環境。base以外は作成された仮想環境。

仮想環境の有効化

有効化することで実行環境を切り替えることができる。上記の状態では、base*マークがあり、これは今baseの環境が有効かされていることを示す。他の環境を有効かする場合は、以下のコマンドを実行する。

$ conda activate 環境名

実際にtest_nを有効化してみる。

実行例:

test_nが有効化できていることを確認。ちなみにbaseに戻したいときは、以下のみで切り替えが可能。

$ conda activate

仮想環境の削除

削除をしたいときは、まず対象の環境が無効化されていることが必須である。無効化は以下のコマンドで可能。

$ conda deactivate

もしくは別の環境を有効化すればよい。

そして、以下のコマンドで削除可能。

$ conda remove -n 環境名 --all

-nオプションで環境名を指定し、–allオプションにより、その環境内のパッケージを全て削除する。

参照:Anaconda公式ドキュメント – conda remove-

実際にtest_nを無効化して、削除してみる。

実行例:

※パッケージがなければ、”No packages found in /opt/anaconda3/envs/test_n. Continuing environment removal”というメッセージが出る。

これでtest_nの削除が完了。

おわりに

本記事では、Anacondaで仮想環境の確認・有効化・削除についてまとめました。次はパッケージの確認・インストールについてまとめます。