Gemini CLIのインストール手順と初期設定完全ガイド【2025年最新版】

先生

Gemini CLIを使えば、ターミナルからAIの力を手軽に使える!インストールから初期設定まで徹底解説します。

Gemini CLIとは?

Gemini CLIは、Googleが提供する生成AI「Gemini」をターミナルから直接操作できるコマンドラインツールです。簡単なプロンプトでAIの出力を得られ、スクリプトや開発ワークフローにAIを組み込むことができます。

🔗 公式紹介ブログ(Google Cloud)
🔗 Gemini CLI GitHub公式リポジトリ

インストール前の準備

✅ 必須条件

  • Node.js v18以上(Gemini CLIはNode.jsで動作)
  • npm(Node Package Manager)
  • Google CloudのAPIキー

🔍 Node.jsのインストール確認

node -v
npm -v

上記でバージョンが表示されない場合、Node.js公式サイトからインストールしてください。

Gemini CLIのインストール手順

Gemini CLIはnpmでグローバルにインストール可能です。

npm install -g @google/gemini-cli

-gオプションにより、どのディレクトリでもgeminiコマンドが使用できます。

APIキーの設定方法(初期設定)

Gemini CLIはGoogleのAPIキーを環境変数で認識します。

🔑 APIキーの取得手順:

  1. Google Cloud Consoleにアクセス
  2. プロジェクト作成(または既存のものを選択)
  3. 「APIとサービス」>「認証情報」>「APIキーを作成」

🖥 環境変数の設定(APIキーの登録)

macOS / Linux(bash/zsh)

export GOOGLE_API_KEY="YOUR_API_KEY"

Windows(PowerShell)

$env:GOOGLE_API_KEY="YOUR_API_KEY"

再起動後、環境変数が有効になっていることを確認しましょう。

動作確認コマンド

Gemini CLIが正しくインストール・設定されているか確認するには、以下のコマンドを実行します。

✔ バージョン確認

gemini --version

✔ ヘルプを表示(使用可能コマンド一覧)

gemini /help

よくあるエラーと対処法

エラー1:gemini: command not found

このエラーは、geminiコマンドが見つからない場合に発生します。主な原因は、グローバルインストールに失敗していることです。
対処法としては、以下のようにsudoを付けて再インストールを試みてください:

sudo npm install -g @google/gemini-cli

エラー2:Invalid API key

APIキーが無効であるか、正しく設定されていないとこのエラーが表示されます。
まずは、取得したAPIキーが正しいかを確認し、環境変数に正しく登録されているか再確認してください。
環境変数の設定方法については、本記事の「4. APIキーの設定方法」を参照してください。

エラー3:node: not found

Node.jsがインストールされていない、もしくはパスが通っていない場合に表示されるエラーです。
Node.js公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールすることで解決できます。
インストール後、ターミナルでnode -vを実行してバージョンが表示されることを確認してください。

参考リンク・公式ドキュメント

まとめ

Gemini CLIを使えば、Googleの強力な生成AIをターミナルから手軽に操作可能です。
この記事で紹介した手順を参考に、開発環境に導入してみてください。

今後は、実際のGemini CLIコマンド活用術やプロンプトの工夫についても記事化予定です。ぜひブックマークしてチェックしてください!