
対話式じゃなくても使えるの、知ってた? -p オプションで一発実行。Gemini CLI、ますます便利に。
Gemini CLI は、Google の AI モデル「Gemini」をローカルから柔軟に操作できる強力なツールです。この記事では、-p
オプションを使って、非対話モードでプロンプトを一発実行する方法について詳しく解説します。
🔧 -p オプションとは?
-p
(もしくは --prompt
)オプションは、Gemini CLI を非対話的に使いたいときに便利なコマンドです。通常は gemini を実行すると対話モードに入りますが、このオプションを使うことで、1回だけのクエリや自動スクリプト実行に最適です。
💻 基本構文
gemini -p "Explain quantum computing in simple terms."
上記のように、-p
に続けてプロンプト文を囲みで渡すだけでOKです。これにより Gemini はその場で回答を生成し、即座に結果を出力してくれます。
📌 使用例:コマンドラインからの実行
gemini -p "List 3 advantages of using containerization in DevOps."
上記のように、ターミナルから直接コマンドを打つだけで Gemini が即座に応答を返してくれます。クイックチェックや情報収集に便利です。
📌 使用例:スクリプトから自動実行
#!/bin/bash
gemini -p "Summarize the key benefits of cloud computing."
このようにシェルスクリプトに組み込むことで、定型プロンプトの自動化が可能になります。定期実行やCI/CDの一部にも応用できます。
🔒 注意点
- 対話モードとは異なり、会話の履歴やコンテキストは使われません。
- 入力内容は一度きりのクエリとして処理されます。
- 複雑なプロンプトはクオーテーションで正しく囲んでください。
📚 公式ドキュメント
Gemini CLI Configuration – GitHub
🔚 まとめ
-p
オプションを使えば、Gemini CLI を一発コマンドで使いこなせるようになります。日常の業務効率化や、プロンプトの自動処理にぜひ活用してみてください。