
print関数を使ってテキストを出力する方法を簡単にまとめました。
「テキスト出力」とは
ここでいう「テキストを出力する」とは、こちらのキャプチャのように実行時に出力させることを表しています。
例1:Google Colab

例2:コンソール

当記事では標準モジュールであるprint関数でテキストを出力するいくつか方法を紹介します。
文字列を出力する
そのまま出力したい文字列を書きます。文字列を扱うときと同様にダブルクォーテーション(”)かシングルクォーテーション(’)で囲ってください。
print("Hello World")
出力結果
Hello World
変数値を出力する
単に変数を書いてあげればOKです。
a = "Hello World"
print(a)
出力結果
Hello World
数値型を出力する
数値型もそのまま出力できます。
print(1.23456)
出力結果
1.23456
ただし、桁数を操作したい場合などがあると思います。
それについては別記事で細かく説明したいと思います。
複数出力する
カンマで区切れば、複数並べて出力することもできます。
a = "Hello"
b = "World"
print(a, b)
出力結果
Hello World
公式マニュアルを見ると、print関数にはいくつかオプションを指定できますが、明示的に指定しない限り、オプションとして処理されずテキストとして出力される仕様となります。
また、複数出力の場合、デフォルトでスペース区切りとなります。これを例えばカンマ区切りにしたい場合は”sep”オプションで指定することが可能です。
a = "Hello"
b = "World"
print(a, b, sep=",")
出力結果
Hello,World
変数を文字列に埋め込んで出力する
formatを使用して、変数もしくは文字列を文字列に埋め込むこともできます。
a = "Hello World"
print("I say {}".format(a))
出力結果
I say Hello World
formatには、他にも便利な使い方があるので、他の記事でまとめようと思います。
またf文字列という方法もあります。
文字列の先頭に”f”をつけることで、直感的に変数を埋め込むことができます。
a = "Hello World"
print(f"I say {a}")
出力結果
I say Hello World
まとめ
以上です。今回は私が使うことの多いテキストの出力方法をまとめました。
数値型の桁数制御やformatの使い方などについては別の記事でまとめようと思います。