【超高速Python入門】第4回:条件文を知ろう(if,else,elif)

Pythonの条件文について説明します。

条件文とは

条件文はその処理が特定の条件でしか実行されない場合に使用します。Pythonでは、基本的に以下の構文が使われます。

  • if(特定の条件の時)
  • elif(直前のifもしくはelif文の条件に当てはまらない場合で、特定の条件の時)
  • else(直前のifもしくはelif文の条件に当てはまらない時)
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条件文

if

条件式を書く場合、ifは必ず必要で、後述するelse, elifは処理上必要なければ、つけなくてよいです。

以下のようにカッコはつけず、条件式の後にコロン(:)をつけます。

if 条件式:
    処理
## Sample
x = 10
y = 0
if x > 5:
    y += x
print(y)

# 出力
# 10
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if-else

elseはifの条件式が偽の時に実行されるため、elseの後には条件式はなく、コロン(:)のみとなります。

if 条件式:
    処理1
else :
    処理2
## Sample
x = 4
if x > 5:
    y += x
else :
    y = 5
print(y)

# 出力
# 5

if-elif-else

elifはifと同様に条件式、コロン(:)となる。elif=else ifの意味です。ここでは段階的な説明のために、elseを含めているが処理上不要であれば、つける必要はないです。(つけなくても正しい構文です。)

if 条件式1:
    処理1
elif 条件式2:
    処理2
else :
    処理3
## Sample
x = 0
if x > 5:
    y += x
elif  x == 0:
    y = -1 
else :
    y = 5
print(y)

# 出力
# -1

以上です。次は「ループ」について学びましょう。